晩ごはんは焼鮭+ししとう、じゃがいもと玉ねぎの煮物(最後にカレー粉少量で味付け)、茄子と油揚げの味噌汁。簡単な料理なのに作ろうとするまでが疲れた。というのもこの日鞍馬山に登ったから。
鞍馬寺の本殿は山門から約一?の九十九折りの道のりを登っていったところにあり、参拝を済ませてもそこからまだ登ったり降ったりが続いてようやく山を抜ければ貴船方面に出る。貴船神社に少しだけ寄って帰るのはいいが叡山電鉄貴船口駅までがまた長くて、あとで計算してみたら全部で約4.6?の行程を歩きとおしたことになっていた。
数字だけ見れば大したことはないけれど、急な石段が登っても登っても現れてくるように感じられたのは体力のない私には相当こたえました。開始早々からギブアップ寸前という体たらくで文句をこねていただけに、貴船に出られた時に「よく頑張ったね〜えらいね〜」と彼(21)に子供同然の扱いを受けてしまった私(24)…。
本殿のそこここに掲げられた平和を願う文言はその場の雰囲気とあいまってとても厳粛なものとして受け取られた。硬化した土に潜っていけない木の根があちこちにうねうねとはびこった木の根道というのも見ました。何百年もの歳月を経てきた森の木々がひっそりと息づく静けさに満ちていて、人の手のあまり加わっていない場所の空気にたまにこうして触れるのは大切だなと思わされた。
鞍馬寺の本殿は山門から約一?の九十九折りの道のりを登っていったところにあり、参拝を済ませてもそこからまだ登ったり降ったりが続いてようやく山を抜ければ貴船方面に出る。貴船神社に少しだけ寄って帰るのはいいが叡山電鉄貴船口駅までがまた長くて、あとで計算してみたら全部で約4.6?の行程を歩きとおしたことになっていた。
数字だけ見れば大したことはないけれど、急な石段が登っても登っても現れてくるように感じられたのは体力のない私には相当こたえました。開始早々からギブアップ寸前という体たらくで文句をこねていただけに、貴船に出られた時に「よく頑張ったね〜えらいね〜」と彼(21)に子供同然の扱いを受けてしまった私(24)…。
本殿のそこここに掲げられた平和を願う文言はその場の雰囲気とあいまってとても厳粛なものとして受け取られた。硬化した土に潜っていけない木の根があちこちにうねうねとはびこった木の根道というのも見ました。何百年もの歳月を経てきた森の木々がひっそりと息づく静けさに満ちていて、人の手のあまり加わっていない場所の空気にたまにこうして触れるのは大切だなと思わされた。
8/20昼→大豆のクリームシチュー、甘長とうがらしとちくわのかつお節和え
8/22昼→鶏肉ととうがんのしょうがスープ、甘長とうがらしのかつお節和え
今日の昼に作ったスープは鶏のだしがよく出ていてウマーだったので驚く。別に変わった事をした覚えはないのに今までの味と全然違うような…。ともあれ自画自賛するようですが美味しかったです。甘長とうがらしはししとうと同じ要領で、みりんと醤油とすりごまのタレで和えてかつお節を上に乗っけてみた。
**********
ところで今日はPlasticTreeのライブを見に大阪まで出かけたのだけど、ちょっとしたショックな出来事があった。
普段は地下鉄を併用するのに今日に限ってJR一本で行ってみようという気まぐれを起こし、私の気まぐれが原因で困った事態が起こるのはよくある事なのだけど今回も果たしてそうなり、降り口とライブ会場とはごく近くであるのにスムーズに辿りつけず迷ってうろうろし、その間にも開演時間は迫るばかりであせってしまい、そういうごたごたの間に彼からもらった指輪を失くしてしまい、気付く事もできなかった。それが高価なものではないにしろ申し訳なく悲しく思うのはもちろんの事なのだけど、私はもう一つおまけにその落とし物のその後に関する想像をつい連ねてしまう。
以前マスコット付きの(くまのプーさんでした)キーホルダーを落とした時もそうだったのだけど、落とし物が遠く離れたどこか駅の冷たいコンコースにぽつんと打ち捨てられ誰かの靴先にはじかれ、あるいは屋外で埃にまみれ冷たい雨に濡れて汚れて誰にも気付かれず…という想像が自動的になされるのは、私の中に根付いた「捨てる/捨てられる」という二つの立場が敏感に作動しやすいものであると共にそれが記憶の奥からややこしく惨めっぽいあれこれを引っ張り出してくる結果なのだと思う。誰かが拾って何らかの場所を与えてくれていますように、というひねり出された想像は私のために都合が良くて安堵のできるもので、どちらにせよ私はそういう過剰な感傷をさっきまでそこにあったはずのものに寄せてしまう。
そして私は薄情なので、感傷とは相手のためよりも結局は自分のためのものだろうし、近いうちに新しい指輪を与えられたなら思い出も感触もいつか更新され、古い感触なんかはすぐに日常の中に埋没して忘れられていくだろうこともわかっているのだけど。不思議と「(都合良く引っ張り出したものをこれまた都合良く)忘れる」という事には、「捨てる」と大した違いはないように思えるのにほとんど心が痛まなくてたやすいのだった。
明日にでもライブの感想を書きたいです。幕間にちょっと外に出た時に、一番後ろにいたロリータちゃんの足元に小さい踏み台をちらっと認めたのだけど、あれまさか持参?
8/22昼→鶏肉ととうがんのしょうがスープ、甘長とうがらしのかつお節和え
今日の昼に作ったスープは鶏のだしがよく出ていてウマーだったので驚く。別に変わった事をした覚えはないのに今までの味と全然違うような…。ともあれ自画自賛するようですが美味しかったです。甘長とうがらしはししとうと同じ要領で、みりんと醤油とすりごまのタレで和えてかつお節を上に乗っけてみた。
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ところで今日はPlasticTreeのライブを見に大阪まで出かけたのだけど、ちょっとしたショックな出来事があった。
普段は地下鉄を併用するのに今日に限ってJR一本で行ってみようという気まぐれを起こし、私の気まぐれが原因で困った事態が起こるのはよくある事なのだけど今回も果たしてそうなり、降り口とライブ会場とはごく近くであるのにスムーズに辿りつけず迷ってうろうろし、その間にも開演時間は迫るばかりであせってしまい、そういうごたごたの間に彼からもらった指輪を失くしてしまい、気付く事もできなかった。それが高価なものではないにしろ申し訳なく悲しく思うのはもちろんの事なのだけど、私はもう一つおまけにその落とし物のその後に関する想像をつい連ねてしまう。
以前マスコット付きの(くまのプーさんでした)キーホルダーを落とした時もそうだったのだけど、落とし物が遠く離れたどこか駅の冷たいコンコースにぽつんと打ち捨てられ誰かの靴先にはじかれ、あるいは屋外で埃にまみれ冷たい雨に濡れて汚れて誰にも気付かれず…という想像が自動的になされるのは、私の中に根付いた「捨てる/捨てられる」という二つの立場が敏感に作動しやすいものであると共にそれが記憶の奥からややこしく惨めっぽいあれこれを引っ張り出してくる結果なのだと思う。誰かが拾って何らかの場所を与えてくれていますように、というひねり出された想像は私のために都合が良くて安堵のできるもので、どちらにせよ私はそういう過剰な感傷をさっきまでそこにあったはずのものに寄せてしまう。
そして私は薄情なので、感傷とは相手のためよりも結局は自分のためのものだろうし、近いうちに新しい指輪を与えられたなら思い出も感触もいつか更新され、古い感触なんかはすぐに日常の中に埋没して忘れられていくだろうこともわかっているのだけど。不思議と「(都合良く引っ張り出したものをこれまた都合良く)忘れる」という事には、「捨てる」と大した違いはないように思えるのにほとんど心が痛まなくてたやすいのだった。
明日にでもライブの感想を書きたいです。幕間にちょっと外に出た時に、一番後ろにいたロリータちゃんの足元に小さい踏み台をちらっと認めたのだけど、あれまさか持参?
ぽっかりと空っぽで何も湧いてこない、無口な自分が戻ってきている。polysicsを聴くと若干気分がぱりっとする。
仕事終わって、じゃがいもとアスパラと舞茸を具にして適当にスパゲティを作ってもくもくと食べる。昼はとうがんをしょうがで煮て冷ましたのがとても美味しかった。
産まれてきて以降後天的に獲得していったものは、老いの最終段階に差し掛かるうちに剥がれ落ちていったり形を変えたり。数十年後、老いに老いた私の心の中にあるのは、一体どういうものなのだろう。その時私は何を見ているのだろう。
仕事終わって、じゃがいもとアスパラと舞茸を具にして適当にスパゲティを作ってもくもくと食べる。昼はとうがんをしょうがで煮て冷ましたのがとても美味しかった。
産まれてきて以降後天的に獲得していったものは、老いの最終段階に差し掛かるうちに剥がれ落ちていったり形を変えたり。数十年後、老いに老いた私の心の中にあるのは、一体どういうものなのだろう。その時私は何を見ているのだろう。
8月12日の昼ごはん
2006年8月12日 食べる
この日記で触れるのは三回目になるかと思うけど、「はーべすと」という有機野菜を使った料理中心のバイキング形式のお店に、いつもは四条阪急だけど今回は京都駅地下にオープンした店舗に入ってみる。
立地・時間的に子供連れが多くて、四条店よりも照明が明るくやわらかい雰囲気になっていた。これはこれで。
写真に映っているのはあさりの酒蒸し、茄子の香味炒め、焼き万願寺唐辛子、あさりとにらの卵とじ。あさりがあるとついお皿に盛ってしまう。あとはちりめん山椒ご飯と味噌汁。このあと二巡目には鯛の香味揚げとかロースとビーフのサラダとか色々と食べた。デザートの白玉も、枝豆を裏ごししたソースが控えめな甘さで美味しかった。
奥に映っているのはからあげやら蒸し鶏やらを満載した彼の皿。と思えばこの後は野菜や海藻ばっかり盛ってテーブルに戻ってきた。極端すぎて笑えた。
立地・時間的に子供連れが多くて、四条店よりも照明が明るくやわらかい雰囲気になっていた。これはこれで。
写真に映っているのはあさりの酒蒸し、茄子の香味炒め、焼き万願寺唐辛子、あさりとにらの卵とじ。あさりがあるとついお皿に盛ってしまう。あとはちりめん山椒ご飯と味噌汁。このあと二巡目には鯛の香味揚げとかロースとビーフのサラダとか色々と食べた。デザートの白玉も、枝豆を裏ごししたソースが控えめな甘さで美味しかった。
奥に映っているのはからあげやら蒸し鶏やらを満載した彼の皿。と思えばこの後は野菜や海藻ばっかり盛ってテーブルに戻ってきた。極端すぎて笑えた。
ここしばらくは似たようなものを食べている。冬瓜に枝豆。
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通りすがりに見かけた、ネット上の全く面識も何もない人の文章や、それを提示しかつ周囲に向き合う時の排他的な姿勢がいけすかないというんで、危うくコメント欄を通じて喧嘩を売りそうになる。気の迷いでという言い訳を適用していい感じでもなく、私にはどうやらそういう所が根強くある。以前から威勢良く啖呵をきる妄想が時々頭をちらついたりもするのだけど、いずれにせよ良くない。本当に、無礼にもそんな事をしなくて良かった。
**********
バイトの学生が、直前になって「あ、ここ入れないんですけど」とあっけらかんと言い放つもんで、埋め合わせ。この子はしょっちゅうこういう事がある。全てフルタイムというわけでないにしろ六連勤はちょっとこたえる。
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通りすがりに見かけた、ネット上の全く面識も何もない人の文章や、それを提示しかつ周囲に向き合う時の排他的な姿勢がいけすかないというんで、危うくコメント欄を通じて喧嘩を売りそうになる。気の迷いでという言い訳を適用していい感じでもなく、私にはどうやらそういう所が根強くある。以前から威勢良く啖呵をきる妄想が時々頭をちらついたりもするのだけど、いずれにせよ良くない。本当に、無礼にもそんな事をしなくて良かった。
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バイトの学生が、直前になって「あ、ここ入れないんですけど」とあっけらかんと言い放つもんで、埋め合わせ。この子はしょっちゅうこういう事がある。全てフルタイムというわけでないにしろ六連勤はちょっとこたえる。
ミートスパゲティ、レタスとマカロニと赤ピーマンのサラダ、卵とわかめのスープを作って食べるが、全部入らず。食が細くなっているのかな。よって晩ご飯も同じメニュー。開封済みの味付け海苔が湿気てしまいそうなので、スパゲティの上に何となくふりかける。
高校時代の調理実習などで、市販のドレッシングを使わずに酢や油を混ぜ合わせて作るのが、当時の私には何となく貧乏くさく感じられて最近まで抵抗があったのだけど、他の調味料に比べて酢の減りが格段に遅いのを少しでも何とかするために、かなり適当に酢やごま油その他をブレンドしてサラダにかけてみた。これはこれでという感じ。でもやっぱりうちでは主流にならなさそう。
最近は枝豆が食べたいという思いにとりつかれています。なかなか安く売っていない。
**********
昔聴いていたあるバンドのCDを最近になって聴き返しているが、昨晩何気なくそのバンドの事を検索にかけているうちに、自殺した有名人の名前やその詳細を年代別に列挙したサイトに突き当った。そんな風にデータベース化された自死は、ひとりひとりの死に不意に向き合わされた時の印象とは丸きり違った印象を帯びて、何だか恐ろしいものに思えた。
十代の頃のように恒常的に死が頭の中にあるなんて事は今では全くなくなったが、そういう時の気持ちがよみがえるかのようで、そちらの世界に引きずり込まれそうだったのが恐ろしかったのかもしれない。深夜だったせいもあると思うけど。
**********
何年も前からここで日記を書いておられる人が少しずつ音沙汰なくなって、左側のメニューバーを見ると寂しくなる。プライベートなやり取りとしていない間柄だと消息を知る事も叶わなくなって、気まぐれでも何でもいいから近況を知らせて欲しいなあと思ってみたりする。
高校時代の調理実習などで、市販のドレッシングを使わずに酢や油を混ぜ合わせて作るのが、当時の私には何となく貧乏くさく感じられて最近まで抵抗があったのだけど、他の調味料に比べて酢の減りが格段に遅いのを少しでも何とかするために、かなり適当に酢やごま油その他をブレンドしてサラダにかけてみた。これはこれでという感じ。でもやっぱりうちでは主流にならなさそう。
最近は枝豆が食べたいという思いにとりつかれています。なかなか安く売っていない。
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昔聴いていたあるバンドのCDを最近になって聴き返しているが、昨晩何気なくそのバンドの事を検索にかけているうちに、自殺した有名人の名前やその詳細を年代別に列挙したサイトに突き当った。そんな風にデータベース化された自死は、ひとりひとりの死に不意に向き合わされた時の印象とは丸きり違った印象を帯びて、何だか恐ろしいものに思えた。
十代の頃のように恒常的に死が頭の中にあるなんて事は今では全くなくなったが、そういう時の気持ちがよみがえるかのようで、そちらの世界に引きずり込まれそうだったのが恐ろしかったのかもしれない。深夜だったせいもあると思うけど。
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何年も前からここで日記を書いておられる人が少しずつ音沙汰なくなって、左側のメニューバーを見ると寂しくなる。プライベートなやり取りとしていない間柄だと消息を知る事も叶わなくなって、気まぐれでも何でもいいから近況を知らせて欲しいなあと思ってみたりする。
鮭とキムチとレタスの炒飯、じゃがいもと茄子のしょうがスープ。ようやくキムチ食べ切りそう。皿の下にヤフオクで落札した濱文様のそら豆柄手ぬぐいを敷いてみた。色合いが綺麗で気に入っている。
http://www.hamamo.com/←畑の野菜柄というのも良いな。
夜はチキンカレーと卵豆腐。
**********
また彼にイライラしてしまう。人と一緒にいるくせに自分のペースは乱されたくないという私の頑固さや幼稚さがたびたび、癇癪を起こすみたいな形で出現する。
己のペースだけを守ろうとする、言い換えれば相手の持つペースやルールに耳を傾ける姿勢に欠けている傾向は、振り返ってみれば和らぐどころかここ2ヶ月間あたりではかえって強まっている。それで、人と一緒にいるのはやはり向いていないのか?と思わされたり。自分の内側に、彼と一緒にいる事へのいくらかの打算なんかがごまかしようもなく隠れているのを執拗に探ってみたりする。「それでも何故一緒にいたいのか?」とかいうのはそんなに厳密に追求する種類のものでもないのだと思うけど、そんな事を考え込んでしまった。
http://www.hamamo.com/←畑の野菜柄というのも良いな。
夜はチキンカレーと卵豆腐。
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また彼にイライラしてしまう。人と一緒にいるくせに自分のペースは乱されたくないという私の頑固さや幼稚さがたびたび、癇癪を起こすみたいな形で出現する。
己のペースだけを守ろうとする、言い換えれば相手の持つペースやルールに耳を傾ける姿勢に欠けている傾向は、振り返ってみれば和らぐどころかここ2ヶ月間あたりではかえって強まっている。それで、人と一緒にいるのはやはり向いていないのか?と思わされたり。自分の内側に、彼と一緒にいる事へのいくらかの打算なんかがごまかしようもなく隠れているのを執拗に探ってみたりする。「それでも何故一緒にいたいのか?」とかいうのはそんなに厳密に追求する種類のものでもないのだと思うけど、そんな事を考え込んでしまった。
温和な彼を怒らせる。ああ悪かったなと思いこそするがそれ以上の実感が自分の深くまでは届いてこない。
自分の事だけ考えたいと気怠く思う心の動きについて、ここしばらく閉じているな、と都合よく解釈するなら確かにそれも当たってはいるのだけど、もっと事実を言うなら、今まで装ってきた「他者への思いやりを想像力を持て」という言い聞かせのうち、所詮真の意味では私には無理だったのかもしれないだけの分量が少しずつ剥がれて、自己中な本体がどんどん露呈している過程にあるのだと思う。
慢心、今の私にとっての大きな敵。せめて早めに謝るようには努めているけど。
**********
多くの人が、この世の中でたくさんのトラップの間を縫うようにして器用に避けながら、正気を、ある一定のラインを保ってはみ出さずに歩んでいるのは、とても驚異的に映る時がある。別に狂った時代だとかいう文脈であれこれ放言したいのではなく、そつなく生きるのが時々ただただしんどくなるだけ。
**********
夜中に携帯に残したメモを見ると、暗いよ!もう愛想尽かすよこんな奴!と馬鹿馬鹿しくなるのも、何回繰り返したかわからない進歩のなさ。自分の根本にあるものは変えがたいとひとまずは受け止めるべきか。せめて職場でのテンションの半分でも他の場においても維持するべきだと思う。
ご飯は豚肉ともやしのキムチ炒め(しばらくキムチ料理が続くでしょう)、大豆とひじきとちくわの炒り煮、タケノコとチンゲン菜の酸味スープ(酢が多かった…)。
自分の事だけ考えたいと気怠く思う心の動きについて、ここしばらく閉じているな、と都合よく解釈するなら確かにそれも当たってはいるのだけど、もっと事実を言うなら、今まで装ってきた「他者への思いやりを想像力を持て」という言い聞かせのうち、所詮真の意味では私には無理だったのかもしれないだけの分量が少しずつ剥がれて、自己中な本体がどんどん露呈している過程にあるのだと思う。
慢心、今の私にとっての大きな敵。せめて早めに謝るようには努めているけど。
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多くの人が、この世の中でたくさんのトラップの間を縫うようにして器用に避けながら、正気を、ある一定のラインを保ってはみ出さずに歩んでいるのは、とても驚異的に映る時がある。別に狂った時代だとかいう文脈であれこれ放言したいのではなく、そつなく生きるのが時々ただただしんどくなるだけ。
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夜中に携帯に残したメモを見ると、暗いよ!もう愛想尽かすよこんな奴!と馬鹿馬鹿しくなるのも、何回繰り返したかわからない進歩のなさ。自分の根本にあるものは変えがたいとひとまずは受け止めるべきか。せめて職場でのテンションの半分でも他の場においても維持するべきだと思う。
ご飯は豚肉ともやしのキムチ炒め(しばらくキムチ料理が続くでしょう)、大豆とひじきとちくわの炒り煮、タケノコとチンゲン菜の酸味スープ(酢が多かった…)。
焼鮭と炒り卵、茄子とピーマンと油揚げの甘辛炒め(ちょっと微妙だった)、茄子と青葱の味噌汁。鮭がいい感じに焼けて嬉しい。
**********
夜間に何度か覚醒して寝直した分だけ新しい夢が次々蓄積されるから、起きる頃にはごちゃごちゃの脳をわけもわからずに抱えさせられていてしばらくぼんやりする。中途半端にリアルな夢が多くて、これは夢で見た光景だっけ?と一瞬立ち止まる場合もあって困る。
この前2リットル入りのペットボトルで近しい人達から叩かれるという夢があって嫌な感じで目覚めたのだけど、「何でまたペットボトル?」というささやかなポイント以上にわからないのは、現実世界では凄くすっごく優しい親戚の人が一転して私がいかに駄目かを糾弾しているという場面。「じゃあどうすればいいんですか?気が済むまで殴らせればいいというんですか?」と私は絶叫していた。それにしても「叩く」を「殴る」と変換してしまうあたりに、私のつまらない被害者意識があらわれているような気がする。
怠惰に浸かった生活を送っているから、それぞれの日々も夢までもまるで違いがわからなくなるほどに平らにされていく。保護されている環境はとても穏やかで私がずっと欲していたもののはずなのに、それが失われる事に怯える必要がないと安心すると、今度は外へ出て傷付くという実感が私にはなくてはならないという気がしたり。
なんだか私の書くものには灰色のオーラが付きまとっているような気がするよ。自分で思っている以上に根暗なのかなあ。どれだけはしゃいでいても根底からは弾けられない、そういうすがすがしさを得られない、それがコンプレックスなのかも。
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夜間に何度か覚醒して寝直した分だけ新しい夢が次々蓄積されるから、起きる頃にはごちゃごちゃの脳をわけもわからずに抱えさせられていてしばらくぼんやりする。中途半端にリアルな夢が多くて、これは夢で見た光景だっけ?と一瞬立ち止まる場合もあって困る。
この前2リットル入りのペットボトルで近しい人達から叩かれるという夢があって嫌な感じで目覚めたのだけど、「何でまたペットボトル?」というささやかなポイント以上にわからないのは、現実世界では凄くすっごく優しい親戚の人が一転して私がいかに駄目かを糾弾しているという場面。「じゃあどうすればいいんですか?気が済むまで殴らせればいいというんですか?」と私は絶叫していた。それにしても「叩く」を「殴る」と変換してしまうあたりに、私のつまらない被害者意識があらわれているような気がする。
怠惰に浸かった生活を送っているから、それぞれの日々も夢までもまるで違いがわからなくなるほどに平らにされていく。保護されている環境はとても穏やかで私がずっと欲していたもののはずなのに、それが失われる事に怯える必要がないと安心すると、今度は外へ出て傷付くという実感が私にはなくてはならないという気がしたり。
なんだか私の書くものには灰色のオーラが付きまとっているような気がするよ。自分で思っている以上に根暗なのかなあ。どれだけはしゃいでいても根底からは弾けられない、そういうすがすがしさを得られない、それがコンプレックスなのかも。
鶏肉・チンゲン菜・油揚げのキムチ炒め、ツナと半熟卵とマカロニのサラダ、しめじと玉ねぎの味噌汁。油揚げにキムチ味が染み込んで美味しかった。
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ざわざわする不安。誕生日のちょっと前からこんな状態が始まっていて怖い。ぐにゃぐにゃした気持ちを言葉という形におこすのをためらわれる。
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ざわざわする不安。誕生日のちょっと前からこんな状態が始まっていて怖い。ぐにゃぐにゃした気持ちを言葉という形におこすのをためらわれる。
彼の作った夏野菜カレーとサラダ、あとは前日の残りのチンゲン菜とキムチの卵とじ。
そのあと高島屋で買ったここのケーキを食べる。
http://www.patisserie-gokan.co.jp
彼は木の実のチョコレートケーキで、私のは何故か載っていないけど、プリンの上に梅とくずきり?と角切りの抹茶プリンが乗っているものを選んだ。おいしかったなあ。
**********
そんな風に楽しい日もあれば急にイライラが高まったりして、自分ごとながら手がつけられない。イライラがしんどくて昨日は9時半にベッドに入ってさっきまで寝ていた。何度か途中で目が覚めては夜の長さを鬱陶しく思いながら、朝が来ればそれはそれでうんざりする。いくつも夢を見てそのほとんどが仕事がらみだったのは、今日の仕事が何ヶ月ぶりかに入る枠だからか。緊張しているのだと思う。
最近パソコンの調子が悪いのと平行して、私まで調子を崩しかけている。
そのあと高島屋で買ったここのケーキを食べる。
http://www.patisserie-gokan.co.jp
彼は木の実のチョコレートケーキで、私のは何故か載っていないけど、プリンの上に梅とくずきり?と角切りの抹茶プリンが乗っているものを選んだ。おいしかったなあ。
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そんな風に楽しい日もあれば急にイライラが高まったりして、自分ごとながら手がつけられない。イライラがしんどくて昨日は9時半にベッドに入ってさっきまで寝ていた。何度か途中で目が覚めては夜の長さを鬱陶しく思いながら、朝が来ればそれはそれでうんざりする。いくつも夢を見てそのほとんどが仕事がらみだったのは、今日の仕事が何ヶ月ぶりかに入る枠だからか。緊張しているのだと思う。
最近パソコンの調子が悪いのと平行して、私まで調子を崩しかけている。
昼ごはんはチンゲン菜のキムチ丼と豆腐としめじのサラダを食べる。その後仕事に行って、夜は大学の後輩でもある彼の友人達からお呼びがかかり、計4人で沖縄料理の店でご飯を食べる。5月に神戸行った時以来のメンバー。最初はあまり乗り気でなかったのだけど結構楽しくて会いたいと言ってくれる人がいるのは嬉しい。角煮がほんとにとろっとろで美味しかった…。
相変わらずの内輪ウケ・悪ノリ激しいテンションで喋ってたのだけど、まさか私の貸したスーファミで、その後輩とともに私の見た事もないVIPPER(※2ちゃんのある特殊なテンションを持つ人々の事)達が遊んでいるとは笑えた。一体どこで知り合うんだよ。そしてその子に「ぬるぽ」と言われて反射的に「ガッ」してしまった私はきっとかなり終わっています。他の2人はキョトンとしてるし。彼氏が「真面目にしろ不真面目にしろ僕の友達は何でみんなこんなに極端なんだ」と言っていたけどその通りかも。
この日私は24歳の誕生日を迎えたのだけど、世の24歳ってもっと颯爽として大人(悪い意味でも)だと昔から思っていて、何だか年齢だけがひとりでに積もっていっているような。24の私がこんな中途半端な位置にいるとは、「大学出たら即正社員」という融通のきかない発想しか思いもよらなかった頃の私には、まさか予想もつかなかったなあ。中途半端というのはこの歳で仕事面での発展を特別願うわけでもないという意味においても。どうしたいんだろう。ともかくはできるだけマイペースでやりたいです。
相変わらずの内輪ウケ・悪ノリ激しいテンションで喋ってたのだけど、まさか私の貸したスーファミで、その後輩とともに私の見た事もないVIPPER(※2ちゃんのある特殊なテンションを持つ人々の事)達が遊んでいるとは笑えた。一体どこで知り合うんだよ。そしてその子に「ぬるぽ」と言われて反射的に「ガッ」してしまった私はきっとかなり終わっています。他の2人はキョトンとしてるし。彼氏が「真面目にしろ不真面目にしろ僕の友達は何でみんなこんなに極端なんだ」と言っていたけどその通りかも。
この日私は24歳の誕生日を迎えたのだけど、世の24歳ってもっと颯爽として大人(悪い意味でも)だと昔から思っていて、何だか年齢だけがひとりでに積もっていっているような。24の私がこんな中途半端な位置にいるとは、「大学出たら即正社員」という融通のきかない発想しか思いもよらなかった頃の私には、まさか予想もつかなかったなあ。中途半端というのはこの歳で仕事面での発展を特別願うわけでもないという意味においても。どうしたいんだろう。ともかくはできるだけマイペースでやりたいです。
彼のつくった麻婆豆腐×豆腐サラダという豆腐づくしに爆笑してしまったけれど、豆腐とサラダ菜に青じそドレッシングをかけただけのシンプルな味がこのところの私にはありがたかった。しばらくサラダ食べて過ごすか。ちなみに今晩はカレー。徐々に胸焼けも和らぎつつあるような。
昨日だったか、早朝に目が覚めるとみのさんが秋田の事件に触れて「鬼畜」と発言していたが、寝ぼけていたので不確か。器用に表情を変え山のような情報をさばいてみせるみのさんには時にグロテスクさを感じてしまう私なのだった。
あの事件ももちろん何とも言えない話ではあるけれどマスコミの何もかもに違和感、違和感。色々な物事を無抵抗なままに注ぎ込まれると気分が悪くなってしまう。しばらくテレビもパソコンも電源を切ってモニターを真っ黒にすると、無音の中で多少は落ち着きを取り戻せた。
とにかく過ごしにくく、仕事以外は自堕落に横たわるここ数日間。彼の面接が無事終わってよかった。あとは結果待ち。
昨日だったか、早朝に目が覚めるとみのさんが秋田の事件に触れて「鬼畜」と発言していたが、寝ぼけていたので不確か。器用に表情を変え山のような情報をさばいてみせるみのさんには時にグロテスクさを感じてしまう私なのだった。
あの事件ももちろん何とも言えない話ではあるけれどマスコミの何もかもに違和感、違和感。色々な物事を無抵抗なままに注ぎ込まれると気分が悪くなってしまう。しばらくテレビもパソコンも電源を切ってモニターを真っ黒にすると、無音の中で多少は落ち着きを取り戻せた。
とにかく過ごしにくく、仕事以外は自堕落に横たわるここ数日間。彼の面接が無事終わってよかった。あとは結果待ち。
7月13日の昼ごはん
2006年7月14日 食べる コメント (1)
トマト・茄子・ツナとコーンの冷製スパゲティ、大根おろし乗せ卵焼き、じゃがいもと玉ねぎのトマトスープ。今回も全部食べきれず、彼にあげる。最近「ゲ○吐きそう」が頻出ワード。完全に夏バテの様子です。参った…。
先ほどまで母と妹と四条で会う。予想外に長く引き止められてしまった。今から急いで着付けして再度祭囃子のあちこちで聞こえる四条に向かい、待ち合わせ。金曜の昼過ぎだからか小雨のせいかそんなに混んでいなかったような。彼が夕方まで試験で助かった。
先ほどまで母と妹と四条で会う。予想外に長く引き止められてしまった。今から急いで着付けして再度祭囃子のあちこちで聞こえる四条に向かい、待ち合わせ。金曜の昼過ぎだからか小雨のせいかそんなに混んでいなかったような。彼が夕方まで試験で助かった。
冷蔵庫を開けるたびにもう二週間以上も99%チョコレートが隅の方で眠っているのが目に入るけれど、どう消費したものかと困っていつもそのまま見ないふりをする。街にあふれる過剰な注意書きのことを思うと、このパッケージに記された「非常に苦いチョコレートです」云々という文章と警告マークこそは本来の役目を果たしている、ようなそれに好奇心を煽られて口にしてはうわ〜とのた打ち回る羽目に陥るのだからかえって役目を果たしてないと思うような。
苦いと言う前評判を、あくまで苦い“食べ物”という範囲内で受け止めていたのだけど、想像をはるかに超える味と言うか舌触りでした。口の中に苦い粉薬がはりつく時の不快な感触をまざまざと思い出した…。折り取ったたった二かけらすら牛乳があっても食べきれなくて、最終的には丸薬を飲む時みたいに無理に飲み込んで終了した(←なんか間違ってる)。残り、本当にどうしましょう。
と食べ物のことを考えていて気付いたけど、さっき20時頃に食べたラーメンが本日最初の食事でした。出かけたりもしてお腹がすかなかったわけでもないはずなのに、お茶は飲んでいたけど食べたくない時はとことん食べたくない。やっぱり私はあまり食べる事にそんなに執着はないのだろうな。今日も昨日と地続きのどんよりした気分の日。四条できれいな布やレースを見たり本読んだりして気分転換をはかるのもささやかにしか効果をもたらさず。
苦いと言う前評判を、あくまで苦い“食べ物”という範囲内で受け止めていたのだけど、想像をはるかに超える味と言うか舌触りでした。口の中に苦い粉薬がはりつく時の不快な感触をまざまざと思い出した…。折り取ったたった二かけらすら牛乳があっても食べきれなくて、最終的には丸薬を飲む時みたいに無理に飲み込んで終了した(←なんか間違ってる)。残り、本当にどうしましょう。
と食べ物のことを考えていて気付いたけど、さっき20時頃に食べたラーメンが本日最初の食事でした。出かけたりもしてお腹がすかなかったわけでもないはずなのに、お茶は飲んでいたけど食べたくない時はとことん食べたくない。やっぱり私はあまり食べる事にそんなに執着はないのだろうな。今日も昨日と地続きのどんよりした気分の日。四条できれいな布やレースを見たり本読んだりして気分転換をはかるのもささやかにしか効果をもたらさず。
彼のいない時はマヨネーズ
2006年7月4日 食べる
昨日の昼にじゃがいもと玉ねぎのカレーマヨ炒め、今日の晩ご飯にポテトサラダを作る。マヨネーズ、賞味期限がきれるまでに使いきれるんだろうか。今日から彼は実家に帰省中。ちなみに他のおかずは豚肉と大根としいたけの中華風煮、なすと玉ねぎの味噌汁。
昨日の晩ご飯は彼のゼミが終わるのを待って学食で食べるつもりだったのだけど、前に同じ授業をとっていた人やら院に在籍中の同級生やら、顔見知りの人をやけに見かけるので急にテンションが下がってしまい、やっぱり帰ろうよと我儘を言う。
今日は今日で急に食欲がなくなって、ほとんど食べずに箸を置く。気分の浮き沈みが激しい。自分で自分に手を焼く…。PlasticTreeの「水葬。」を聴いてみる。昔の曲の方が湿度多めで、沈みたい時にはちょうどいい。
ちょこちょこと彼の面接の練習を手伝う。自分の経験からのアドバイスをしたり客観的に見た彼の長所短所を伝えてみたりすると、結構ヒントになるみたい。何かひとつでも確実に貢献できることがある手応えにはほっとする。って、貢献なんて卑屈な言い方は失礼なのかな。
昨日の晩ご飯は彼のゼミが終わるのを待って学食で食べるつもりだったのだけど、前に同じ授業をとっていた人やら院に在籍中の同級生やら、顔見知りの人をやけに見かけるので急にテンションが下がってしまい、やっぱり帰ろうよと我儘を言う。
今日は今日で急に食欲がなくなって、ほとんど食べずに箸を置く。気分の浮き沈みが激しい。自分で自分に手を焼く…。PlasticTreeの「水葬。」を聴いてみる。昔の曲の方が湿度多めで、沈みたい時にはちょうどいい。
ちょこちょこと彼の面接の練習を手伝う。自分の経験からのアドバイスをしたり客観的に見た彼の長所短所を伝えてみたりすると、結構ヒントになるみたい。何かひとつでも確実に貢献できることがある手応えにはほっとする。って、貢献なんて卑屈な言い方は失礼なのかな。
カレー風味の麻婆大根、枝豆と卵とレタスのオイスターソース炒め、あさりの味噌汁。
急に枝豆が食べたくなる。一パック100円のあさりに安い!とテンション上がって購入したものの、家でよく見たら実が小さかった…ショック。出汁はよく出ていました。
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彼の公務員一次試験の合否を府庁まで見に行く。もう一箇所受けたところに比べたら物凄く自信なさげだったのだけど、先に彼が掲示板を見て「え、受かってるわ…」と呆気にとられた感じで言う。写メール撮ってきました。本当によく勉強していたので(それも独学だった事を本人も少し気にしていた風だったので)嬉しい。私も安心した。今日発表になった方が本命だそうなので、三次試験まで無事に通ればいいな…。
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収納の乱雑さが前々から気になっていたのが、今日になってようやく自分の中の限界値まで達して、それを片付けていたらいつの間にか部屋全体の大掃除になっていた。ベッドの下から埃をかぶった紙袋(洗剤と石鹸が山のように。思いがけない拾い物をした気分)を引っ張り出したり散らばったものを一箇所にまとめたり。
といってもメインはやっぱり、引っ越した日以来収納の中に突っ込んだまま整理もせずにきた潰れかかったダンボール三箱で、手を突っ込むと学生時代の大量のマニキュアやウォレットチェーンなどがたくさん出てきて、いかに去年が自分の身なりに構わなかった年だったかが思われた。
それにしてもこの中途半端な狭さの収納は、年配の女性が経営しているとは思えないようななおざりな感じを受ける。はじめはその達者なしゃべりや雰囲気に何となくここに決めて正解だという思いつきを得たのだけど、たった二ヶ月目でトイレの電球がきれたりトイレのタンクはしょっちゅう結露して床が濡れたりして、住むにつれて難点が見え始める。そうするといくつかの事業をしているらしい大家さんのあの振る舞いは、何となく商売人的なたくましさやうそ臭い愛想という感じを帯びて見えてしまう。まあどこに行ってもそんなものなのかな。そのうち引っ越すしいいか。この前の暑い日に古いクーラーが故障した時には動揺した。
急に枝豆が食べたくなる。一パック100円のあさりに安い!とテンション上がって購入したものの、家でよく見たら実が小さかった…ショック。出汁はよく出ていました。
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彼の公務員一次試験の合否を府庁まで見に行く。もう一箇所受けたところに比べたら物凄く自信なさげだったのだけど、先に彼が掲示板を見て「え、受かってるわ…」と呆気にとられた感じで言う。写メール撮ってきました。本当によく勉強していたので(それも独学だった事を本人も少し気にしていた風だったので)嬉しい。私も安心した。今日発表になった方が本命だそうなので、三次試験まで無事に通ればいいな…。
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収納の乱雑さが前々から気になっていたのが、今日になってようやく自分の中の限界値まで達して、それを片付けていたらいつの間にか部屋全体の大掃除になっていた。ベッドの下から埃をかぶった紙袋(洗剤と石鹸が山のように。思いがけない拾い物をした気分)を引っ張り出したり散らばったものを一箇所にまとめたり。
といってもメインはやっぱり、引っ越した日以来収納の中に突っ込んだまま整理もせずにきた潰れかかったダンボール三箱で、手を突っ込むと学生時代の大量のマニキュアやウォレットチェーンなどがたくさん出てきて、いかに去年が自分の身なりに構わなかった年だったかが思われた。
それにしてもこの中途半端な狭さの収納は、年配の女性が経営しているとは思えないようななおざりな感じを受ける。はじめはその達者なしゃべりや雰囲気に何となくここに決めて正解だという思いつきを得たのだけど、たった二ヶ月目でトイレの電球がきれたりトイレのタンクはしょっちゅう結露して床が濡れたりして、住むにつれて難点が見え始める。そうするといくつかの事業をしているらしい大家さんのあの振る舞いは、何となく商売人的なたくましさやうそ臭い愛想という感じを帯びて見えてしまう。まあどこに行ってもそんなものなのかな。そのうち引っ越すしいいか。この前の暑い日に古いクーラーが故障した時には動揺した。