5月12日の日記
2007年5月12日5/9
彼の就職が決まった。早ければ今月から勤務とのこと。
図書館。短歌に手を出してみたので勉強のためにそれ関係の本を色々借りる。宮沢賢治の短歌が良いと聞いたのだけど分厚い全集にしか載っておらず、館内で読むにとどめる。何かと目に留まるものが多かったのでまた読みにいきたい。
母の日の品を買うために妹と会う。恋愛話ができる事をお互いの打ち解け具合の指標としてみてしまう私は奥手といえば奥手なのかもしれないんだけど、いつの間にかそんな話ができるようになっている。
つい先日妹に彼氏ができたと聞かされるが、小説家を目指すその人の頭が超絶いいらしいのには大学柄驚かないものの、頭がいいだけに恋人に書物を、それも知的階級(今でもそんな概念はあるんだろうか)を志向する人々にとって権威のあるものをやたら薦める事に妹は疑問を感じていた。柄谷行人の名が出た瞬間にはつい「出た〜!」と笑ってしまったけど妹自身も「今ふと思ったけど、普通彼女にそういうものを求めないよね?」と呆れたようだった。言ってみれば友愛や師弟愛が恋愛感情にすりかえられている感じなのだとか。
色々と相談されたけど、社会に出れば皆生活に馴れていってそういう人種と出会える機会は減るのだから、どうやったって自分の力で行けない所に連れて行ってくれる人との出会いは期限付きと割り切りながらでも貴重がった方がいいのではと伝えた。話を聞く分には面白いんだけど付き合うと疲れそうだなあ。
5/10
「BUFFALO ’66」(今更)とカレル・ゼマンの「狂気のクロニクル」を見る。バッファローは最後の最後でビリーの喜びようが躁病じみて見えたのが良かった。この種の喜びって当人(達)以外の一般の人達には本当の意味では伝わりにくい気がする…。ちょっとありふれたハッピーエンドすれすれに映ってしまっている気が。家族の対話シーンでのカメラ位置の切り替わりやボーリングのシーン、全体的な色合いや質感は凄く良かった。ヴィンセント・ギャロのインタビューも見たけどあのくらいの歳でトラウマを剥き出しにできる人のいる事に何か恐れのようなものを感じた。
カレル・ゼマンは他のが借りられてたので仕方なくこの作品を選んだけど、やっぱり歴史色・風刺色の濃いものは苦手…。
夜は阪急の「はーべすと」で就職祝い。黒酢の唐揚、あさりとキャベツの酒蒸し、長芋と茄子のパン粉焼き、菜の花の卵とじ、春野菜のサラダ、桜海老の炒飯、鰆の中華蒸し、こちの塩焼き、ささみと胡瓜の和え物などなど、あとデザートにココナッツのブラマンジェ、豆乳プリン、焼きプリン、苺をちょっとずつ。あさりの酒蒸し大好き。今回は意識的に嫌いなトマトを食べてみる。
「じゃがいものグジャラート風フライ」というのがあって、「クジャラートとかいうのがあったよ!」「また嘘ついて〜…」とか会話するミンサガプレイヤー二人。カレー味でした。やっぱりクジャラートって歴史に照らし合わせるとあの辺の土地がモデルなのかね。
彼の就職が決まった。早ければ今月から勤務とのこと。
図書館。短歌に手を出してみたので勉強のためにそれ関係の本を色々借りる。宮沢賢治の短歌が良いと聞いたのだけど分厚い全集にしか載っておらず、館内で読むにとどめる。何かと目に留まるものが多かったのでまた読みにいきたい。
母の日の品を買うために妹と会う。恋愛話ができる事をお互いの打ち解け具合の指標としてみてしまう私は奥手といえば奥手なのかもしれないんだけど、いつの間にかそんな話ができるようになっている。
つい先日妹に彼氏ができたと聞かされるが、小説家を目指すその人の頭が超絶いいらしいのには大学柄驚かないものの、頭がいいだけに恋人に書物を、それも知的階級(今でもそんな概念はあるんだろうか)を志向する人々にとって権威のあるものをやたら薦める事に妹は疑問を感じていた。柄谷行人の名が出た瞬間にはつい「出た〜!」と笑ってしまったけど妹自身も「今ふと思ったけど、普通彼女にそういうものを求めないよね?」と呆れたようだった。言ってみれば友愛や師弟愛が恋愛感情にすりかえられている感じなのだとか。
色々と相談されたけど、社会に出れば皆生活に馴れていってそういう人種と出会える機会は減るのだから、どうやったって自分の力で行けない所に連れて行ってくれる人との出会いは期限付きと割り切りながらでも貴重がった方がいいのではと伝えた。話を聞く分には面白いんだけど付き合うと疲れそうだなあ。
5/10
「BUFFALO ’66」(今更)とカレル・ゼマンの「狂気のクロニクル」を見る。バッファローは最後の最後でビリーの喜びようが躁病じみて見えたのが良かった。この種の喜びって当人(達)以外の一般の人達には本当の意味では伝わりにくい気がする…。ちょっとありふれたハッピーエンドすれすれに映ってしまっている気が。家族の対話シーンでのカメラ位置の切り替わりやボーリングのシーン、全体的な色合いや質感は凄く良かった。ヴィンセント・ギャロのインタビューも見たけどあのくらいの歳でトラウマを剥き出しにできる人のいる事に何か恐れのようなものを感じた。
カレル・ゼマンは他のが借りられてたので仕方なくこの作品を選んだけど、やっぱり歴史色・風刺色の濃いものは苦手…。
夜は阪急の「はーべすと」で就職祝い。黒酢の唐揚、あさりとキャベツの酒蒸し、長芋と茄子のパン粉焼き、菜の花の卵とじ、春野菜のサラダ、桜海老の炒飯、鰆の中華蒸し、こちの塩焼き、ささみと胡瓜の和え物などなど、あとデザートにココナッツのブラマンジェ、豆乳プリン、焼きプリン、苺をちょっとずつ。あさりの酒蒸し大好き。今回は意識的に嫌いなトマトを食べてみる。
「じゃがいものグジャラート風フライ」というのがあって、「クジャラートとかいうのがあったよ!」「また嘘ついて〜…」とか会話するミンサガプレイヤー二人。カレー味でした。やっぱりクジャラートって歴史に照らし合わせるとあの辺の土地がモデルなのかね。
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