昨日の仕事後、隣のユニットで亡くなったお年寄りのお通夜に上司と伺う。亡くなった人の顔を見せてもらうのはこれで二度目になる。連日苦しそうに呼吸をしていたその人はようやく二日前の夜中に息を引き取れたわけだけど、ちょうど同時刻にうちのユニットのお荷物のオッサンが意味もなく騒ぎ出したせいで、夜勤の先輩は最期の瞬間に立ち会えなかったと残念がっていた。ほんとにタイミングの悪い…!と隣のユニットのリーダーと囁きあう。むしろあなたが死ぬなりどうにかなるなりすればいいのにね、と複数の職員から半分憎悪のまじった目で見られている年寄りなんているんだろうか。大学の先生からまとめて説教食らいそうですか。職員の品位に問題ありとか言って。そうですね。はいはい。その人、周りの入居者にも迷惑かけているんですけど。でもそうやって彼をこれまで以上に甘やかしてしまった新人さん達にも問題があるわけで。声の大きい人、つまり主張の強い人以外にも目を配っていく必要性を最近ようやく実感する。そういう話というか愚痴の言い合いをそこのユニットリーダーとする。でもこの人だってこうして頷き合っている私にも色々と思うところはあるんだろう。休職した時に「あなたの思うような職場はないのよ」と言われた事を、この前不意に思い出してしまって困った。うちのリーダーはというと頑固で絡みにくい。あと私にとっては「支配者としての母」(若いんだけど)というイメージ。

色々思うところはあるけど別に大した事は考えていない。憂鬱は我慢できないほどの酷さではない。相変わらず毎日は風呂に入れずに仕事に行く。濃い夢を見るとそっちに体を置いてきてしまったみたいに現実に身が入らなくて困る。今回の夢は「北極に行くと敵がいっぱいいて殺されるから行ったら駄目、青白い光が点滅したらすぐに逃げて」だそうだ。ゲームのやりすぎか私。

コメント

nophoto
Jobeth
2011年5月27日3:01

That’s more than sesnible! That’s a great post!
繭

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