血を抜かれる

2006年9月13日 お仕事
職場の健康診断の採血で吐き気をもよおしてしまう。採血が苦手そうな人に運悪く当たって、左腕と右腕に交互にゴムのチューブを巻きつけられて、もう何度目かわからない逡巡の末に左腕に(多分どちらも血管が浮かないならせめて利き腕ではない方でという理由で)決めた様子で、「ここかな…」という呟きが耳に入ってこちらの不安と緊張が一気に高まった瞬間には針を刺されていたのだけど、血を抜く瞬間にぴりぴりっと指先に痺れが走ったのがまた不安を煽って、それを申告したら「じゃあ今度は右腕から採ります」とさらっと言われた。何故!「じゃあ」って何ですか、失敗なら詫びてよ!それも腕の外側から、点滴用みたいなさっきと違う針で。物凄く痛かった。
その右腕から針を抜いてすぐに吐き気が襲ってきて、「気持ち悪いんですけど…」と言ったら物凄く慌てた勢いで二三人の人に抱えられて、あまりの物々しさに思わず動転し「そ、そんなんじゃないんですけど!」とよくわからない事を私はうわごとのように口にしながら、打ち合わせのために使っている和室に寝かされた。

寝ていたらすぐに気分は回復したのだけど、あの左手指の痺れがどうにも引っかかって、後々何らかの悪影響が出るのではないかと心配でならなかった。そうなった場合はどう責任とってくれるんだろうなどと、いつもの妄想癖で悪い方悪い方へとシミュレートしてしまう。結局あの吐き気と眩暈は貧血だったんだろうということで、平常時で上が90台という低血圧を普段は自覚せずに生活していたのだけどそれも関係あるのかな。あとで聞いたら後輩なんて三箇所から血を抜かれたとかで(当然倒れたらしい)、リーダーの腕はちょっと腫れてたし、去年採血にびびってた先輩を(この人は普段怖いので特に)大丈夫ですよ〜なんて私は笑っていたけど、そして一回献血してみたいなと思っていたけど、今後注射がちょっとしたトラウマになりそうです。

一番仲の良い同期の子が今秋中には退職するらしい。まだ上の人以外には言ってないけど、と話してくれた。ショック。もうとにかくショック。

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繭

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