http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006080200142&;

時々利用するチケットぴあ店舗に出かけたら、この大会の郷土文芸部門が行われているのに遭遇する。物凄い人。出身校を書いた旗があちこちに掲げられていて、文字通り北から南まで本当に色んな所から高校生や応援団が来ていた。和太鼓の衣装を着た子が多かったけど、琉球舞踊や剣舞(金色に光る袴がきらびやかでかっこよかった)を踊りそうな衣装のグループも見られた。
私は、クラブ活動に一心不乱に打ち込むだけの積極的姿勢や興味がほとんど発動しないままに学生生活を終えてしまったので(大学はちょっと例外)、彼らがちょっと羨ましい気もした。

小学生の頃にバレーボールクラブに入ろうと思った動機を、どうやってもさっぱり思い出せないのだけど、そのあまりの体育会系的な厳しさや夏休み返上で行われる練習だの遠征だのに気持ちがついていけず、「強制されている」というニュアンスでとらえてしまっていた(事前にわかっていたはずなのに)。
4年生の終わりに父の関西への転勤が決まり、それを口実としてクラブを辞める事ができたのだけど、監督はその時うちの母に「○○さんはここをバレーボールの塾だと思っていたようでした」と言ったそうで(それに続けて母は「お母さん恥ずかしかったわ!」と私に苛立ちをぶつけたような)、大人に本心を見抜かれるのを物凄く恥ずかしく感じるとともに、ああ確かに「塾」って上手い言い当て方だなあと、「参りました」と言いたいような気持ちになったのだった。
バレーボール自体よりもその監督の言葉が私にははっきりと思い出されて、何とも言えない思い出となっている。同学年では私を含め3人入部していたうちのもう1人も、私の転校をきっかけとするようにすぐに退部したと聞いた。

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内田樹『知に働けば蔵が建つ』をもうすぐ読了できそう。面白い。最近小説と漫画しか読んでいなかったので、こういうものにもっと触れていかなければ…と思った。本当は仕事関連の本を読むべきだとはわかっていてもこっちに手が伸びてしまう。

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繭

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