暑中お見舞申し上げます
小学生の親戚の子に暑中見舞を送る。別に季節ごとの挨拶に敏感なんてわけでもなく(年賀状は凄くめんどくさい)、単にロフトで可愛い立体のカードを見つけたから。以前の私は贈り物なんかに無頓着だったわけだけど、探してみれば色んな素敵なものがあって、こういうものを贈ってみたい・贈られてみたいという気にさせられる。
もう一枚、猫が畳に寝転んだのどかな葉書もあって迷った末両方買う。本物の畳を貼り付けた分厚い葉書で、ちゃんとい草のにおいがしたのに感動。これは自分用にとっておこう。

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仕事。年配の新人さんの事で先輩達が呆れたり困惑したりしている。最近入所された胃婁の方に対する介護があやふやで、傍から見ていてもだいぶ恐ろしい手つきになっている事を筆頭に、覚えられていない事が山積みで折角のメモも書き散らすだけだったり失くしてしまったりという状態らしい。
8月中は学生さんが実習で結構抜けるので、物凄く大変な体制になる。10人中9人が食事に関して全介助或いは半介助という状態で、1人の職員と1人のバイトで対処するという無茶を乗り越えないといけない。そもそも「無茶をする」という事自体が人を相手にする仕事において存在するのが問題。この配置はあまりにもおかしすぎるので改善の要求を書類で提出するという話をして、朝から仕事していたリーダーはようやく帰っていった。っていうか私が来月多めに出勤してもいいんですけどね。言えばよかったかも、それ。

今日もまた二人体制でいつもの1.5倍ぐらいの気合を入れて動く。今日一緒に働いた先輩とはけなし文句やからかいを互いに浴びせあう(黙ってるのも感じが悪いかと思って相手に応酬しているうちにそうなった)のが日常になっている。だけどそれが面倒になったところに、デイルームに流れるお笑い番組に麒麟が出てきたのを目の端に留めて「そんな事言うなら私は今から漫才を見ます」と言うと「冗談やって、お前〜」といきなりわき腹を突かれる。セクハラでは、って言うのももはやナンセンスで自意識過剰な感じ。悪態の限りをつきまくってはいるけど、「でもこれでAさんと2人勤務が当たったらぞっとするわ」とある学生さんを名指しであげるので、流石に名指しは…と思いながら、では私は一応は使える人間なのかしらと若干いい気になる。
人から評価される・されないという違いを意識するごとに、以前はただいじけるだけの人間だった。色んな人がいて色んな評価や評判を受けているのだなーとこの職場で目の当たりにするが、その概ねカラッとした評価が的外れまたは陰湿である事はまずなくて、それなら何の勘繰りもせずやるべき事にただ徹するだけだなという感じ。現在の職場の人間関係は私にとっては風通しがよく快適。

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繭

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