7月5日の日記

2006年7月5日
アクセス解析を見ていたら昔の写真日記から来られた人がいて、何となく私も読み返してみたけど、昔の私ってこんなに情緒不安定だったんですかと意外な感に打たれる。まるで人事みたいに。
最近の私はさすがにそこまで自分を持て余して荒れることもないけど、心もとなくなって涙ぐむ瞬間が不意に――冷静になって遡ってみれば何かしらの小さな小さな火種に思い当たるのだけど――訪れて、どうしようもない。誰(何)からも切り離されている、という私に染み付いた感覚はどこか甘ったれてもいて、まっとうではないし周りにも失礼だろう。自分をいつでも弱者になぞらえようとするのは、例えそれが無意識的にだとしても時には傲慢ですね。
柔らかくて素朴な手触りの布に頬をくっつけて昏々と眠りたいような。

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繭

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