学校の始まりをある程度晴れやかな気分で迎えられるというのはなんとも有難い事で、というのはものっごく辛そうな検索ワードでここに来た子がいたからなんですが。
恐らく高校生と思しきその子の頭の中には自分の手では対処しきれないだけの色んな感情がかわるがわる襲い来て、何かもうぐっちゃぐちゃで切迫して混乱状態なんだろうなと思うと、その子の「ウワー」が伝染して私も若干「ウワー」となりかけたよ。
そこから勝手に推測しちゃって私が語るのは不要な事でしかないけど、「あと二年…一年…ブツブツ」って感じで(ブツブツは余計ですが)いつかは終わる、この先何とでも立て直せると言い聞かせて何とか切り抜けるしかないよなあ…と。

生活を楽しいものにするも苦しいものにするも自分次第で、プラスに転換できないのはお前の責任と言われると全くその通りでその通りすぎて反論する気もなくなるが、やっぱり環境は自分の力では何ともできないものだと思うんだよな…。巨大で曖昧すぎて一個人では立ち向かえないというか。
でもまあ、勿体無い3年間の使い方をしてしまったなと強く思う。その年数に値するだけの思考の痕跡も精神の発達も自分にはない気がする。ほとんど記憶もないし。
勿体無いよな、折角人間の成長に関わる時期にあんな過ごし方するって。

そんな風にしつこく引きずる自分には未だに解消できないルサンチマンのようなものがあるのだろうかと、改めて思わされる。大学に入って出会った人との会話でふと相手が「高校の頃が一番楽しかったし戻りたい」と言われると、相手との間に物凄い壁を感じたり「自分って?」と虚しくなったり羨んだり。
まあ今は楽しいからいいんだけどさ。
気付けばそんな事ばっかり言ってる気がする。10年後には言わなくなっている事を願う。10年は大げさかさすがに。

講義が終わってから鴨川沿いの芝生(?)で読書タイム。飽きたら昼寝タイム。春は不安定なので好きではないが、暖かくなって外で読書したりこういう過ごし方できたりするのが唯一好きだ。
夕方になると川沿いなのでさすがに肌寒い。でもまた行くぜ。

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繭

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