Study

2006年7月5日 笑い コメント (2)
少し前からのお笑いブームに食傷して以来、お笑い自体から足が遠のいてしまった。捻出した個性的(?)キャラクターでコーティングして差異化をはかってみせても、その中身は結局のところあるあるネタのバリエーションの範囲内にすぎない気がして。ネタがしっかり作られていない笑いなんか貧弱でつまらん!という考え方が、昔ほど頑固にではないけど自分の中に居座っている。桜塚やっくんって、あばれヌンチャクの人じゃなかったっけ。相方は?

そんなわけでラーメンズのビデオを久々に見直している。とりあえず「Study」から。「零の箱式」以降の彼らをくさしていた以前の私は、なんてずうずうしくて可愛げなかったんだと今になって反省するけど、しみじみした泣かす系のコントを公演のシメにもってくる構成になり始めたのがなんか安易だなーと感じて当時は嫌だったのだ。その点で「Study」はしみじみ系の「科学の子」を中盤において「金部」がラストに配されているので、まだ見ていて抵抗がないし、そういうやり方の方がかっこいい。

一旦彼らから離れてまた舞い戻ってみて思うのは、彼らのような笑いがこの業界にあるのは大事なことだよなということ。小林さんの作為めいて(私には)映る優等生ぶりを、片桐さんの野生児的な支離滅裂で濃いキャラがいい具合に突き崩していて、バランスがいいコンビだ。片桐さんの天然っぽいが実は繊細そうな振る舞いが可愛くすら見える瞬間がある私は多分どこかおかしいのだけど、そういう瞬間ごとにラーメンズの要はトータルで見ればむしろこの人なのでは?などと再評価(仕事量の多いのは・ブレーンは小林さんなのだろうけど)。
頭良さげなコントももちろん好きだけど、「地球の歩き方」「いろいろマン」みたいな馬鹿馬鹿しいのや「QA」のような言葉遊びも凄く好き。

この調子だともっと古いのも見直しそうです。

コメント

アサミ
2006年7月6日0:41

あばれヌンチャクはいつだか解散しましたよ。。
桜塚やっくんは、そのやっくんです。久々にみてたらキレーに女装しててびびった。

繭
2006年7月6日10:49

えー解散してたんですか!もしかしたらそうかなあとは思ってたものの。
繭

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