父から珍しく電話、と思って出ると、仕事のことについて色々言われる。
その言い方や内容にムカムカっときて、電話を切ってしばらく我慢していたものの我慢できずに手近にあった空のペットボトルをとって壁に投げつけてしまう。

確かに私は、生活できる程度の稼ぎがあって初めて人として正当に扱われる、という考え方をしているところがあり、だから私は三月まではそうだったかもしれないが今は発言権も何かを夢見たり計画したりする権利もないし、楽しみに浮かれていい身分でもなかったのだ、ということを思い出してしまう。そしてどっと無力感が押し寄せて心の中で膨れ上がる。

私はもうひとりではないはずなのに、何故かそういう気がして、十代の頃のいじけ根性やあの独特の感じがよみがえる。「死ねよ、死ねよ」と言う奴はいったい私の中からいつ消えるのか。

ともかく彼に話を聴いてもらう。聴いてくれる誰かがいることが、かけがえのないありがたい宝物であると静かに感謝するけれど同時に、何でこの子が私なんかと一緒にいたり将来を決意してくれていたりするんだろう…とまたもじめじめと考えてしまう自分。

父が一番気にかけているらしかったお金のことは、食費に関してはかなり削減できているし他の買い物も最近ほとんどしない(服でさえ3月頃以来買っていないと思う)し、少しの間は大丈夫と思うけど、まあそういう問題ではないんだろうな。
まああれだな、ちょっとは建設的に悩んでみろ自分、話はそこからだ、ということだな。今日はともかく早いこと寝るに限る…。

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繭

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