5月27日の日記

昼ご飯のスパゲッティーを作っている最中に、わたしに情緒的に足りないのは「やわらかさ」「ふくよかさ」というようなゆったりしたものだという思いが、唐突に頭の中にわいてくる。
他の方の日記と自分のとを読み比べるたびにそのことに思い当たる。触れるだけで安らげる空気だとか懐の深さだとかを思わせる素敵な文体をそなえた人には憧れる。ついでに、文章の与える印象と生身のその人が醸し出す雰囲気との間にはどの程度のギャップがあるのだろうなんてことにも思いが及んで、取り留めない。

その後久しぶりに遠くの安いスーパーまで買い出しに。一尾50円の秋刀魚が魅力的だったけど、月の半分は家をあけるので生物は断念。日持ちのするものを中心に買う。外の風にあたって気持ちがすっきりする。

来月の勤務表が出る。職場の人間関係の良好さを思うとあまりここを離れたくないのだけど、シフトに関しては枠の関係で、今のところ勤務時間が少なすぎるか多すぎるかしか選択の余地がない。
この職場にいながらにしてせめて家賃が払えるだけのお金が稼げる法は？と考えてみるけどこれは上司との話し合いに頼るしかない。