アラモルト/フジファブリック
2006年1月13日 音楽
CD 東芝EMI 2004/02/18 ¥1,000
何となく、巷で言われている「文学ロック」という言い回しってつまらないと思ってしまうのだけど。彼らにも日本文学的なものは感じる気はするけど、日本「文学」というよりはもっと体感的な要素が大きいような。手軽なレトロ趣味やナショナリズムとは違って、そういうものを織り込む器用さや小奇麗さともまた違って、もっと根っこにある土俗的なものがメロディーやリズムに自然と滲み出ているように感じたのです。童謡や祭囃子を連想したのだけど、そんな日本的風景や情緒と分かちがたい音楽であるように感じる。朴訥としたボーカルがまたぴったりで。だから他アルバム収録の「追ってけ 追ってけ」「打上げ花火」なんかはかなりぐっとくる。
なんていう風に「日本」ていう枠に囲いすぎて聴いたらそれこそつまらないなと反省。一番聴くのはこのCDで、「花屋の娘」の妄想歌詞がなんか凄いね…みたいな。恋が先なのか、妄想の口実としての恋なのか。勝手に名前付けちゃうくだりで笑った。志村さんって変な人なのですか?(失礼)
どの曲も聴いてるとしゃっきりした粋な色合いが目に浮かぶ(ジャケットのせいかな)。ちなみにリフレインの印象的な、耳に馴染みやすいメロディーが私は好きなのだけど、シングル「虹」はちょっと変わった感触だった。サビは好き。そこに至る流れがイマイチ。彼らの、どこか可愛らしいキーボードの音色やフレーズが好きなので、割と楽しく聴けたけど。
何となく、巷で言われている「文学ロック」という言い回しってつまらないと思ってしまうのだけど。彼らにも日本文学的なものは感じる気はするけど、日本「文学」というよりはもっと体感的な要素が大きいような。手軽なレトロ趣味やナショナリズムとは違って、そういうものを織り込む器用さや小奇麗さともまた違って、もっと根っこにある土俗的なものがメロディーやリズムに自然と滲み出ているように感じたのです。童謡や祭囃子を連想したのだけど、そんな日本的風景や情緒と分かちがたい音楽であるように感じる。朴訥としたボーカルがまたぴったりで。だから他アルバム収録の「追ってけ 追ってけ」「打上げ花火」なんかはかなりぐっとくる。
なんていう風に「日本」ていう枠に囲いすぎて聴いたらそれこそつまらないなと反省。一番聴くのはこのCDで、「花屋の娘」の妄想歌詞がなんか凄いね…みたいな。恋が先なのか、妄想の口実としての恋なのか。勝手に名前付けちゃうくだりで笑った。志村さんって変な人なのですか?(失礼)
どの曲も聴いてるとしゃっきりした粋な色合いが目に浮かぶ(ジャケットのせいかな)。ちなみにリフレインの印象的な、耳に馴染みやすいメロディーが私は好きなのだけど、シングル「虹」はちょっと変わった感触だった。サビは好き。そこに至る流れがイマイチ。彼らの、どこか可愛らしいキーボードの音色やフレーズが好きなので、割と楽しく聴けたけど。
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