暴力

2005年11月6日 恋愛
小さい頃からそうだったが、時々深夜に暴力衝動が自分の中に巻き起こる。何でもないような事がスイッチになり引き起こされる。暴力、というかほぼ自分自身か物に向けられるもので、それで気を引きたいという浅ましさがある。
突然自分の体への違和を感じる。じっと寝ている事ができない。腕や脇腹や腿にいらいらとあらわれる気持ち悪さ。それを体をねじ曲げたり叩き潰そうとしたりして鎮めようとする。が、大抵おさまらず拳の強さばかりがエスカレートする。そしてそのうち虚しくなって暴力は止む。止むように言い聞かせる。

それが始まると隣で起きだしておろおろしてくれつつも、こちらが一段落ついたように見えるとすぐに眠りの中に戻っていってしまうのがひっそりと寂しい。物音で眠りを妨げられたのだから、表面的にでも沈静化すればほっとするのも当たり前なのだが。そういう夜はしばらくは寝られない。一人で起きているのが寂しくなる。

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私は自分を最低のものだと貶める中で、でも本当はもう少し良いものだと信じたかったのだと思う。その辺の意識も、いい加減崩すべきところに来ているような気がする。こういう意味のわからない不安定さを抱えたり、他人の善意につけこんでしまったりするわけだから。

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繭

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