携帯メモより

2005年10月1日
ほぼ一ヶ月書いていないとは…ちょっとずつ書いてみることに。

9/15

二夜連続夜勤がさすがにこたえる。ちょっと大変な人がいて、今晩あたり動き出すんでは?という雰囲気だったので超厳戒態勢を引いていたが、何事もなく朝が来る。
施設は駅に近い。始発が走る音が聞こえるととてもほっとする。朝を喜べる数少ない瞬間。

9/16

仕事終わりに駅で携帯を見ると、学生時代に通っていた大阪のボランティア先より電話。介護入れないかと。仕事が大変だからと断るのも嘘で、そうか仕方ないよねと声をかけられるのも嘘というか。どこかおさまりが悪い。仕事と大阪の介護とを頭の中で分けている。介護というキーワードで繋がっている両者は、なかなか平等に扱えそうにない。生々しさのせいか?あの空気の中に自ら身を置きたいかと自問する。逃れたくなる濃密な空気。顔を見せる事はあっても今後泊まる事はないとはっきり言えばいいものを、私はこれもまた逃れようとしている。

9/18

いつの間にか先輩にいじられるポジションにいる。つまりいじれる雰囲気を私がようやく醸し出せるようになってきたのだという事であって、良い事なんだと思う。
とは言え、以前より負の要素が自分の中より減った気はするが、未だに一番深い地の部分はぬかるみで、足をとられる事が非常に多い。相変わらず先輩の機嫌の悪さに左右されもする。被害妄想にとらわれる。人は疲れた時や不機嫌な時に本音が見えるというのは、やっぱりものの見方が歪みすぎ?と自分をあやしんでみるものの。
ある日突然自分が皆の前から姿を消すとしたら、と想像するも、そんな日が来るわけないのはわかりきっている。そういう自分の安っぽさがいけすかない。

9/19

私がやっている事の中に結局本当の悲しみなどはない。ずるくて打算でやっているだけだ。あなたもよくわかってるじゃないか。

9/20

開票速報を見て考えた事を長々とメモしているので適当にはしょって書いてみる。読み返して自分の考えを堂々と晒すのに躊躇や恥ずかしさを何となく感じた。
思ったのは、郵政民営化をクローズアップさせた事でこれまで選挙に行かなかった層の興味を引いてそれが自民の得票に繋がったのかなあという事とか
郵政や靖国の問題はすでに国のためにどうこうというよりも、小泉さん個人として、私的な部分で思い入れが濃くなって譲れないものになっているのか?あの人はすでにマッドの域に達しつつあるような…「カリスマ性」だとか何らかの要素一本の人が一国のリーダーになるのは凄く危険なのではという事とか。
憲法九条改正されるか?という可能性に物凄く恐ろしくなって、ようやくいろんなニュースが身にしみた。

9/30
福満しげゆき『僕の小規模な失敗』がようやく手に入る。仕事前に京都駅の本屋で買ってマクドナルドで読むが、人前で読むものなのだろうか?と思えてきて本を閉じる。自意識過剰すぎか。だけど仕事前に読むとなんだか一人の世界に引きこもりたくなって、タイミングを激しく間違えたと思わされる。
自己言及の物凄い人に何だか近しいものを感じるらしい。

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繭

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