7月19日の日記

2005年7月19日 お仕事
なんか寝られない。寝ても大体仕事がらみの夢なのがきついな。

お盆周辺は休み希望者が集中するので、少し希望日をずらしてもらえないかとサブマネさんに頼まれる。しかしこれで就職後初めての三連勤がもらえる。
その時に有休がもう残っていないと知らされてうっそーとなる。前に「まだありますよー」「あーそうですかー」と会話していたのに、正確には0.5日のみだそう。五月中に休みやら早退やらして凄い勢いで使ったせいだ。辞める覚悟だったのでそれでも構わないと思っていたのだった。
周囲の何人かの人は、持ち直してくれたと喜んでくれたけど、それが即今後も大丈夫という事を意味はしないんです…と思ってみる。

ある男性利用者の事で会議をした。詳しく書こうかと思ったがどうでもいいわなと途中で面倒になる。ただ他ユニットで喧嘩して今の所に移されたというわけなので、相当の事態だったのだろうなと推測する。
ほぼ全職員から嫌われる利用者ってよっぽどだと、わかってもらえるだろうか…と思いながら書くけれど(そんなに興味をひく話題でもないと思いつつ)、他人への依存がかなり重くて、自分の事が何もかも一番でないと気が済まずに怒鳴ったり手が出たりする。現在の自立度維持のためにできる事はやってほしいけど、自分の意のままにならない事については「やかましい!」とはねつける(全介助の可能性を想像すると…なにせ80kgあるので…)。執着心が桁外れに物凄い。それで何人かの職員は限界に来ているという。

その人とは今のところ、無茶な要求やセクハラな態度は何やかんやとかわしつつ、出来るだけ下手に出て時々おだてたりして無難にやっている。なので
「かわしかた上手いよなあ」「もうあの人の事は任せた」
「いやそれは相当荷が重いですわ」
とか言われたり返したりしている。
私とその人という狭い関係はそれで良いかもしれない。だけど「職員を呼ぶ時は大抵大声で怒鳴る」「他利用者に喧嘩をふっかける」の二点でユニット全体の雰囲気が悪くなっていて、「あの人が来る前は平和やったのに…」の声を何人かの利用者から聞いた時に、なまじその男性とそこそこ良好にやっていけているせいで、全体を通しての視点を持てていなかったな…と思わされたのだった。
また本人についても、「○○さんはようしてくれるのにお前ときたら…」と結果的に各職員に対しての感情が大きく割れるのを私が助長してはないかななどと思う…。と言って私がそっけない接し方をしていく必要はないのだろうけど。

その人に関するカンファレンス用紙をもらったがなんにも書けていない。項目が多すぎて、どの問題に絞ればいいか途方もなくて…。
というかその人の事を考えるだけで面倒すぎて…。

お盆の事も含めて親と電話中に、「のん気なところがあるなあ」と別にネガティブなニュアンスではなく言われたのだけど、心の深いところで物事をとらえて処理しようとしていない精神状態が、表面上はひょうひょうとしてのん気なように映るのかもしれない。自然とそうなるかつとめてそう振舞うか、どっちにしても重篤なまでに悩んでぶっつぶれている様子ってあまり見せたくないのだよね。
上に書いた利用者に対しても、そういう深刻さに欠けた気持でいるおかげでダメージを受けずに接する事ができているのかもしれない、と思ったりする。いいのか悪いのか。

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繭

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