11月19日の日記

眠気がとれない。文化祭が終われば多少楽にはなるはずだがなんだか細々と予定が入る。この年で疲れやすくてどうするよと思いながらも、すぐ眠くなる。今度社会人になるのに、と不安に思ってみる。

その疲れの原因の一つとして、人に見られる事への意識というものが挙げられると思う。
人の中で生きるという事は本来なら互いに「見る」「見られる」であるはずなのに、そうではなく「見られる」という一方的なものだと感じてしまう所に問題があるのだが、誰かの目に常に触れている状態というのは結構気を張るので私には疲れる。
自意識過剰と言えばその通りなのだが、まだどこかに「検閲されている」という気持ちがうっすらとしつこく残っているのかな。少しでも落ち度を見せてはいけない、卒なくこなして集団にとけこまないといけない、とばかり言い聞かせるのが習慣になりつつある。これが消え去るまでにはまだ少しかかるのかもしれないが、薄れつつあるので良い事なんじゃないかなとは思う。

というのも、私は挙動不審でおどおどした印象を初対面の人に与えるらしく、そういう私の様子を遠くから観察している人達がいるそうだ。「そうだ」というか、本人からそう直接言われた。薄々そんな気はしていたが。
救いなのは昔と違ってその行為が「悪い意味じゃない」ところで、そう何度も熱弁された。裏表がなさそうで安心するそうだ。実習も同じ期間なら良かったのにと、妙に絶大な支持をいただいた。その子も屈託がなくなじみやすい雰囲気を持った人であると思う。そんなわけで好意的に見てもらえるのは嬉しいのだが、観察されているのに変わりはない。できたら私は悪目立ちしたくないし、空気のように生きたいのだ。即刻やめてほしいがそうも言えず、気に病むほどじゃないけど何だかひっかかるのだ。
ああめんどくせえなあ。私なんか見てても面白くないよ。裏表ありまくりだよ。

そんな諸々の事を考えていると頭の中が混線する。人との関係は難しいなあと当たり前の事を何度思った事だろう。でも悪い事ばっかりじゃないはずで、常に一縷の希望を忘れないでいたいところではあるけど。

ところで四月からの私の仕事というのが人と常に接する仕事なわけで、本当に向いてるのかなあと思いながら冒頭に戻る。疲れないように対処法を考えないと。

----------------------------------------
どうでもいいけど、アクセス解析の、
「小木　助けて　矢作」
「小木　矢作　優しさ」
でここに二度来られた方がとても興味深いんですが。
見た瞬間飲んでいたものを吹いてしまったじゃないか。