11月4日の日記

電車に乗ると、たまに一両丸ごと独占するほどの子供の集団に出くわすんだけど、あれは何なんだろう。修学旅行シーズンには全座席を占領するだけでは飽き足らず、床に座るわ吊り革で遊ぶわわめくわで、そのために座れない会社員のおじさんやら私やらが渋い顔をせずにはいられない無茶苦茶な状況だった。
今日も今日で、お菓子が宙を飛び、睨んだら余計に調子に乗るしで。粋がりたい年頃なんだなあと頭では理解するが、大きな顔せずせめて立っとれと。おばあさんが立ってますので。

そういう時期も自分にもあったはずで、今でも子供レベルでは大差ないのかもしれないが、そういう時期があったからこそ余計恥ずかしく苛立たしくなるというのもある。
自分が同じくらいの年の頃に良い学生生活を送れていれば、ああした子達にももう少し寛容になれたんだろう。だからそれのできなかった私にとっては、「子供」というひとかたまりの集団となると、愛すべき余地のない存在として映ってしまうのだと、騒がしい車内を後にしてから一人考えてみる。一人一人の人間として付き合ってみたら、もっと違うんだろうけれど。そしてそれは子供に限った事ではないかもしれない。

それはそうと、一月に受ける予定の国家試験の勉強に、秋になってようやく取り掛かり始めた。とはいえ、この差し迫った時期に、合格して資格を得るのが差し当たりどうしても必要という事もないせいか本腰が入っていない。
勉強開始時で、十三教科中ほとんどかじった事もないのが三教科（社会保障論、社会学、法学）と、超が山のようにつくくらい苦手なのが二教科（原論、医学一般）という状況だったというのに。遅すぎやしないか。

これから、卒論を手直しする合間にきっちり勉強時間を確保したいものです…したいというかしなければなりません。まずはテキストに一通り目を通すところから…。
…勉強日記でもつけようかななんて。