10月23日の日記

2004年10月23日
先日以前のバイト先の人達と久々に集まって、たこ焼き作りながらだらだら喋った。何に関してもそんなに共通項があるわけでもないが、けなしあいのようなやり取りが楽しかったし無理なく付き合えた。よく「鬱の○○ちゃん」とか言われてましたな。このやろう。でもそれが大して気にならなかったのは、皆良い子良い子してなくて裏表や陰湿さのない磊落な性質をどこかに備えていて、けなしつつも相手の良さは見ていた人たちだったからかと思う。堅苦しく言うとそんな感じ。にしてもバイト先でよくあれだけ変な人が集まったなと。ケーキ屋なのに。

自分を理解してくれだの、何で周りと話が合わないんだだのと昔は一方的かつ頑なに思っており、まるで自分だけが恵まれていないかのような思い込みっぷりだったけれど、いつの間にか考え方は変わった。当時とは違って、趣味嗜好や物事への姿勢、細かい考え方なんかが他人と交わる事は絶対ではなく、寧ろ元からそんなものはありえないのだと(悲観的な意味合いじゃなく)考えると、人と付き合いやすくなったと思う。以前は人付き合いの可能性を自ら狭めていたような気がする。希望を持ってもいなかったし。相手に求める条件は移り変わりつつ物凄く減った。興味はばらばらでも、ノリというかテンションというか、ともかく居心地が良ければいいかなといった程度。ついでに自身の価値を絶対視してなくて衒いのない人とがいいななどと、過去に話の合った人の顔を思い浮かべる。

とかいう事を夜中にとりとめもなく思ってみる。最近こういう過去と現在との比較を無意識のうちにしている事が多い。今良い場所にいられている事を確認するためなのかもしれない。それが良い事なのか、無意味な行為の気もするけれどどうなのか。

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繭

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