こちらから見て「この人色々無理してるんじゃないか」と気にかかる人はいるが、一方で何でもためこんでギリギリまで無理する性格だと自ら吹聴して回っている人(と「大丈夫?無理したら駄目だよ」的やり取り)に対しては、その人の状況自体は同じであるのに上のような感情を抱く事ができず、逆にさめた目で見てしまう。同属嫌悪が多分に入っているせいなのだと思うが。
そういう自分の反応には、自分がどうなりたい(なりたくない)かが無意識の内に反映されていると考えて、相手も大変なんだろうし腹を立てず自分を冷静に見直し律する材料だと思えばいいのかもしれない。
みたいな事を、ちょっとした会話から考えたこの日。

それはさておきサークルの飲み会。先に集合場所に集まったH、N、私とでおのずと今後のサークル活動の進め方についての話し合いになる。リーダーの指示なくして勝手に動くのはいかがなものか、とはいえ彼の頼りなさや責任感の欠如を今後も本気で考慮しないままではサークルが機能しないため、どんどん積極性を見せても構わないのではないかと。
この日Y君は「所用で」遅刻との事だったのだが理由を後で聞いて呆れる。そこまでかよ君…!普段温厚な二人の口から「ムカつく」なんて言葉初めて聞いたよ…。と言いながら「良い所もあるんですよ」と毎回フォローを入れるH君、いやそれは君が優しいからそう思うのであって…そりゃ誰でも良い所はきっとあるとは思うけどさ。

新入生もぼちぼち集まりだし、居酒屋へ移動。サークルの性質もあってかそれほどにぎわったわけではないが、こぢんまり盛り上がるのもうちららしくて良いんじゃないか。
Y君の暴走は危惧していたよりはひどくなかった。というより他の数名も(私含む)微妙な空気作りに一役買っていた気がする。弾けるのは苦手です。すみません。派手に酔っ払う人は少ない。酔いは回るが顔に出さない人とか。新入生も酒は駄目な人が多く。サークル員の内二人はほとんど飲めないせいもある。
他学部生で凄く礼儀正しい子が来てくれたのが嬉しく、活動内容の紹介や大学へ入っての感想や近況などしばらく会話。これが今後につながればいいなと思いつつ、カラオケに気を取られて放置しそうになるのを反省し気を遣って時々話しかける。

ちなみにカラオケの歌本を見る時、歌わないくせについシロップだのプラだのをチェックしてしまう癖が。ちなみにシロップはムカデしか入ってませんでした。多く入っている所でもムカデ・天才・リアルの究極の三択になるそうです。だから何故よりによってその曲。チェーンソ〜♪とか、なかなか堂々と歌えません私には。

そうこうしている内にMTさんが途中退室。Y君の暴走と他の三人のまったり具合をしつこく心配されたが、テンション高く騒ぐだけが飲み会でもなし暴走のフォローは誰かが入れればいいし、好印象を残す事を念頭に接すれば良いじゃないかと。
手際よく盛り上げたり恥を捨てて笑いを取ったりそういう場にいたりするのが苦手な人が多いこのサークルの事だし。そうすべき雰囲気でもなかったし。

時間が来たのでひとまず解散。H君が新入生を送り残りの三人で今後のミーティングの予定を…と思うがここへ来てY君が一気に荒れだす。看板蹴ったり座り込んだり。
それを気に留めつつ、またこの時期は同じように新歓の学生がぐでぐでの状態で騒いでいたが「学生って凄いですよね」「って私らも学生じゃん」「女の子もあれ、まずいでしょう」「あんな風に酔いつぶれたり羽目をはずすのはちょっと」などと会話しつつ二人ミーティング。

とはいえ私も解散直後に吐いた事が頭にあるせいで人の事を言うのはためらわれた。いきなりフリーズしたから皆驚いたかもしれないけど本人が一番驚いてます…チューハイ一杯半だけだったのに…。出てきたばかりの店に無言で慌てて逆戻りし、しかも慌てすぎて間違えて男子トイレに突入して、謝りながらドアを閉めたという。
立ったり座ったりした事やらカラオケやら歳の割に老成しているN君を散々「N先輩」と呼んで悪乗りした事やら。すみません、深く反省してます。特に最後の。
自分の酒量の限界はその場の状況で変わる事を肝に銘じておきます。しかし自分が吐くなんて思わなかったよ…若干ショック。

ともかくやっぱり大人しく終わる事はできなかったかY君、と思いながらもあれはこの人なりに気を遣ってたんでしょうか、などとも後で推測しつつこの時はN君と二人で何とかなだめつつ解散するのがやっとという。お疲れ様でした。

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繭

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