最近近所のツタヤが聴きたかったCDを色々と入荷してくれるのが嬉しく、今回借りたその中の一枚。
共有する事、人と関わっていく事への痛切な欲求をしぼり出すように差し出す歌詞とボーカル、その思いを増幅させるメロディーの良さ。


「本当は誰かに伝えたくて
 叫びたくて わかってほしくて
 そういう気持ちを隠すことが
 強さだとずっと思っていたんだ」
「誰の心にも触れないで
 透明なように生きることが
 恐くない日なんてなかったよ
 迷わない日なんてなかったよ」

いやもう、「あああっ!」って感じで。若いからこその怯えとひたむきさや、開く事と閉じる事との両極で揺れ動き迷う姿にどうしようもなく心動かされるものがある。
関わるという事は、とてもエネルギーのいる事であると思う。

わかって欲しいという欲求は現在の自分の中からは消え失せたように見える。また「わかる」という魅力的に思える言葉にも多少の胡散臭さを感じだし、わかってもらう事が全てでもなく別の関わり方もできると考えた方が窮屈ではないと思うようになった。
でも多少はまだそういう思いが根底に潜んでいるんでしょうかね。

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繭

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